人生いろいろ(15)
結婚は最初から意識していました。もちろん、年齢的なものが大きかったですね。だから、付き合う=結婚という図式が頭の中でありました。しかし、年齢的なもののほかにもう一つ自分の中にあったのです。
それは性病のことです。もちろん、完治はしていましたが、それでも心配でした。でもできちゃった婚ではありません。そこはちゃんと順序は守りました。でも、子供ができたら、いやそれよりも相手の女性がすでに感染していたらどうしよう・・・なんて事も考えなくはありませんでした。まあ、それは思い過ごしだったんですがね。
でも、やはり心配でした。責任という言葉は簡単に口に出せませんが、やはり責任という言葉が適切だったような気がします。そして、とにかく結婚には至りました。しかし、男というものはどうしてこうも身勝手なのでしょうか、結婚するまでは猪突猛進ではありませんが、押して押して押し捲っていた自分が、結婚が決まってからというものの冷める一方でした。
相手に失礼だとは思っていましたが、こればかりは自分の意に反しどうしようもなかったですね。結婚とは人生の墓場だとはよく言ったものです。まさしく人生の墓場、棺おけに片足を突っ込んでいたんですね。そして、私の人生は結婚を機にどんどんと転がり始めて行ったんです。
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